ビジネスジャンプに1990年から1995年にかけて連載された木城ゆきとのSF格闘漫画『銃夢』。
その『銃夢』を原作とした実写版ハリウッド映画『Alita: Battle Angel』の予告編が公開された。
予告編を見た僕の第一声は「うあ…なにこれキモイ」だった。
2018年7月に全米公開予定の『Alita: Battle Angel』だが、映画館では見たくないな…これ。
『銃夢』とは?
『銃夢』とは、1990年から1995年にかけてビジネスジャンプに連載されていた木城ゆきとのSF格闘漫画。
全身サイボーグの少女ガリィが「機甲術(パンツァークンスト)」と呼ばれるサイバネティクス格闘技術を駆使して、様々な強敵と戦うSF格闘漫画。
ビジネスジャンプでは読んではいなかったが、漫画喫茶の単行本で全巻読んだ。
結構好みのマンガだった。
ハリウッド実写版・銃夢『Alita: Battle Angel』作品詳細と出演者
実写版・銃夢『Alita: Battle Angel』の主役Alita(アリタ)を演じるのはRosa Salazar(ローサ・サラザール)。
僕が見た映画の中では「ダイバージェントNEO」に出演していた。
一般の評価は比較的低い映画だが、SF好きな僕は意外と楽しめた映画だ。
Rosa Salazar(ローサ・サラザール)とAlita(アリタ)を比較するとこんな感じ。
なんとなく本人の面影を残してはいるものの、なぜここまで目を大きくしてヘタクソCG感丸出しにしたのか…
これじゃ韓国デリヘルのPhotoshop加工しまくり風俗嬢のほうが数倍マシに見えてしまう。
サイボーグ感を出したかったんだろうが、これじゃ一人だけ浮いててストーリーに集中できない気がする。
共演者は「007 スペクター」や「ターザン:REBORN」に出演していたクリストフ・ヴァルツや、「スパイダーマン:ホームカミング」で「スーツ・レディ」(吹替版では「スーツのお姉さん」)カレンとして声の出演をしていたジェニファー・コネリー、「ムーンライト」でフアン役を演じたマハーシャラ・アリなどがいる。
また、「シン・シティ」のロバート・ロドリゲスが監督・脚本・製作をつとめ、「タイタニック」や「ターミネーターシリーズ」の監督として有名なジェームズ・キャメロンが脚本と製作を担当。
海外での反応は意外といい?
今回の予告編に対しての海外の反応は、僕にとっては意外なことに割りといいらしい。
コメントの一部を紹介すると
「確かに目は違和感があるけど、それでもキャメロンとロドリゲスの原作に対するリスペクトが伺える。この映画はすごく面白いかもしれないから楽しみだよ。ストーリーとか他の部分でね。」
「CGっぽくしたのは理解できるよ。そのほうがアクションシーンが自然に出来るから。」
「彼女は最高の見た目だと思ってるのは俺だけ?CGと実写を組み合わせてるのが気に入った。」
とRosa Salazar(ローサ・サラザール)をCGっぽくしたことを高く評価しているコメントも目立つ。
その一方で、僕と同じように
「主役がCGのでかい目になってるのには理由があるの?すごく違和感がある。漫画やアニメの見た目を模倣してるのか知らないけど、普通のほうがよかったな。」
「ちょっとチャッキーに似てる。こわすぎる。」
と「チャイルド・プレイ」のチャッキー似の主人公を怖がるコメントも見受けられる。
それぞれを比べてみるとこんな感じ。
あとがき
原作漫画は全9巻なのでサクッと読めてしまい、内容も個人的には好きなマンガのひとつ。
最近の日本のマンガ実写化映画のように、マンガに極力見た目を寄せてくる手法は取らずに、あえて全く似つかない方向へ持っていったのはある意味評価してもいいのかも。
そもそも主人公の名前自体も違うけど。
ロバート・ロドリゲスが監督で、ジェームズ・キャメロンが脚本と製作を担当しているということなので、Amazonビデオで300円以下になったらレンタルして見ようかな。
原作『銃夢』未読の方はこの機会に読んでみてはいかが?