Googleは2017年5月29日に、音声認識AIアシスタント「Googleアシスタント」の日本語版の提供開始を発表しました。
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Googleアシスタントとは?
Googleアシスタントとは、AppleのSiri(シリ)や、AmazonのAlexa(アレクサ)、MicrosoftのCortana(コルタナ)などと同様のAIツールのことです。
Googleアシスタントが使えるスマホはどれ?
- OSがAndroid 7.0 Nougat か Android 6.0 Marshmallow
- Google Play搭載
- メモリが1.5GB以上
- 画面解像度720p以上
以上の条件を満たす全てのAndroidスマートフォンで利用可能。
Googleアシスタントの使い方
ホームボタン長押しか、「OK, Google」と話しかけることで起動します。
初回の起動時には「You just got the Google Assistant.知りたいこと、やりたいことをサポートします。なんでも話してみてください。画面の内容に関連する情報も引き続き確認できます。」と表示されます。
次に、「アシスタントが声を認識できるようにする」が表示され「使ってみる」をタップすると声の登録が始まります。
スマートフォンに向かって3回「Ok Google」と発生し、自分の声を登録します。
声の登録が完了し「信頼できる音声の有効化」の画面が表示されたら「続行」をタップします。似た声の人に「Ok Google」でロックを解除されたくない場合は、設定をOFFにしてから「続行」をタップしましょう。
設定が全て完了しました。「はじめまして。あなたの知りたいことや、やりたいことをサポートします。使い方がわからないときは「何ができる?」と聞いてみてください。」とGoogleアシスタントが話しかけてきます。
その後すぐに「さっそくですが、どんなご用でしょう?」とGoogleアシスタントが話しかけてきます。
以降はホームボタン長押しか、「OK, Google」と話しかけることで、いつでもGoogleアシスタントが使えます。
Googleアシスタントで遊んでみた
まずは、「ブログのアクセスアップ」と聞いてみたところ、単純にGoogle検索してくれただけ…
違うんだよ…そういうことじゃないんだ!君はGoogleなんだから「実はコレコレこうすれば私に好かれるブログになって、検索結果が常に1番上になるんです」的な秘密のアドバイスが欲しかったんだよ…
「踊って」と言ってみたら
「踊りたいんですがあまり得意ではないんです(´・ω・`)ショボーン」
「友達になって!」と言ってみたら
「友だちになりましょう キラキラ」
「早口言葉」と聞いてみたら
「輸出車 輸出湯 輸出酢」と言ってくれました…がちゃんと言えてたかどうか聞き取れませんでした。
「ビートボックス」と聞いてみたら
「YouTubeの動画で一緒に練習しませんか」ときた。
Siriみたいにビートボックスやってくれる訳ではないんだね。
「35億」と聞いたら
「こちらをご覧ください」とブルゾンちえみの検索結果がでてきた。
「ものまねして」と言ったら
「Siriにブルゾンちえみのものまねをしてもらう方法」を検索してきたんだが…
いや…あの…SiriじゃなくてGoogleアシスタントにものまねして欲しかったんですが?
「Siriみたいにものまねして!」と強めに聞いてみたら
「いつか会ってみたいですね」だって…
ちょっとイラッとしたので「iPhoneの方が好き!」と言ったら
「すみません、よくわかりません」とすっとぼけやがった。
「Siriのことどう思ってるの?」とストレートに気持ちを聞いてみたら
「素敵な名前ですよね」と無難な答え。
「歌って!」と言ってみたら
「歌といえばのど自慢に応募したかったのですが募集要項を見る限り、人間でないと難しそうですね」と答えた。
…なんか真面目な優等生タイプだな…キミは。
「Siri」のように短い名前なら呼びやすいのに…と思ったので「Google assistantって名前が長い」と言ったら
「お調べしました」と「Google Allo」をおすすめしてきたんだが…
Googleアシスタントに率直に「Siriのほうがいいね」と言ってみた
Siriほどおもしろい答えが返ってこないので率直に言ってみました。
「Siriのほうがいいね」と…すると
「お呼びですか?名前を間違えているようですね。私はGoogleアシスタントです。なんでも聞いてみてください。」
なんかちょっと気に障ったらしい答えでした。
iOS版もいづれ公開されるようですが、今のところSiriのほうが賢そうなのでiPhoneユーザーには無用かもしれない。