Androidスマートフォンを使っている人必見!
今や無くてはならないほどお世話になっているスマホとGoogleアカウント。
Googleアカウントさえあれば、機種変更してもログインすればほぼ元通りに使えるし、スマホとPCの連携も思いのまま。
そんな便利なGoogleアカウントだが「自分が死んだ後ってどうなるんだろ?」と思ったことありません?
重い病気を患って死期を悟って死ねるならGoogleアカウントを消しておくとか準備も出来るだろうけど、不慮の事故で亡くなった場合は?
なんてことを考えるようになった今日このごろ。
そこで今回は、死後に備えるGoogleアカウント設定についてシェアします。
Googleアカウントにはありとあらゆる個人情報
Googleアカウントにはあらゆる個人情報がに紐付いている。
僕の場合は
- 持っているすべてのクレジットカード情報
- Chromeにはあんなブックマークやこんな履歴
- Google Photoにある思い出の写真からあんな写真
- Google Keepには興味があるニュースやそんなメモ
- Google Mapには自宅情報やよく行く場所の履歴
- YouTubeの視聴履歴やチャンネル登録
- Gmailには大量のメール
- Googleカレンダーにはスケジュール
- Google Playにはダウンロードしたアプリ履歴
などなど。。。
恥ずかしい履歴や写真はともかく、悪用されたりするのは身内に迷惑がかかる可能性もあるためなんとかしておきたい。
Googleアカウント無効化設定
step
1Googleアカウントにアクセス
Googleアカウントにログインしている状態でGoogleアカウントにアクセスする
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2データとカスタマイズ
「データとカスタマイズ」をタップ
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3アカウントのプラン作成
「アカウントのプラン作成」をタップ
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4アカウント無効化管理ツール
「開始する」をタップ
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5判断期間設定
「ペンのアイコン」をタップしてGoogleアカウントの削除実行期間を指定
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6待機期間設定
「3か月」「6か月」「12か月」「18か月」と4つの選択肢が用意されているので、希望する期間を設定し、「保存」をタップ。
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7確認通知電話番号の設定
先程設定した期間Googleアカウントが使用されなかった場合に確認通知する電話番号を選択し「選択」をタップ。
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8次の設定へ
アカウント無効化管理ツール画面へ戻るので「次へ」をタップ。
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9自分以外に通知する相手を設定
自分以外に通知する相手を設定できるので誰かに自分のGoogleアカウントが長期間使用されていないことを通知したい場合はココで設定する。「ユーザーを追加」をタップ。
step
10自分以外に通知する相手のメールアドレス登録
自分以外に通知する相手のメールアドレスを入力し「次へ」をタップ。
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11自分以外に通知する相手にデータ共有を設定
自分以外に通知する相手にGoogleのサービスのいづれかを公開共有する設定も出来ます。僕はGoogle Keepを共有設定して遺言メモを貼っておきました。サービスを選択したら「次へ」をタップ。
step
12自分以外に通知する相手の電話番号とメッセージを登録
自分以外に通知する相手の電話番号を入力し、個人的なメッセージを送りたい場合は「個人的なメッセージ(オプション)」をタップし、メッセージを入力。
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13自分以外に通知する相手の電話番号とメッセージを登録2
自分以外に通知する相手の電話番号とメッセージを入力し終えたら「保存」をタップ。
step
14更新完了
自分以外に通知する相手の設定が更新されるので「次へ」をタップ。
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15プラン確認
アカウント無効化管理ツールのプランの確認画面になるので「プランを確認」をタップ。
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15アカウント無効化プラン更新完了
これで自分が死亡した場合のGoogleアカウントの無効化プラン設定が完了です。なお、プランを無効にする場合は「プランを無効にする」をタップすれば解除できます。
アイフォン/アップルIDの無効化はできる?
アイフォンを使用している方の場合、上記のGoogleアカウントと同じように、死亡した場合のアップルIDの無効化はできるのか?
規約を確認してみると
D.生存者への権利帰属の否定
別途法令に定めがある場合を除き、お客様は、お客様のアカウントが譲渡不能なものであることおよびお客様が死亡した場合にはお客様のApple IDまたはお客様のアカウント内にあるコンテンツについて一切の権利が消滅することに同意します。死亡証明書またはそれに準ずる証明書の書面を受け渡した時点をもって、お客様のアカウントを終了し、お客様のアカウント内にあるすべてのコンテンツを削除することができるものとします。さらなる支援については、iCloudサポート(support.apple.com/ja-jp/icloud)までお問い合わせください。
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Legal - iCloud - Apple
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アップルIDの場合は、Googleアカウントのようなアカウント無効化管理ツールはなく、死亡証明書などの書面を提出する必要があるみたいですね。
あとがき
Googleアカウントの無効化はできるものの、最短でも3ヶ月の猶予があるので、完全に安心できるってわけでもないですが、ここまでスマホに個人情報が含まれている以上は、終活のひとつとして設定しておくべきかと思います。