僕がXperia Z2からXperiaXZに機種変更した理由のひとつとなった「ハイレゾ音源対応」
「ハイレゾ対応なんてXperiaZ3からあるじゃないか」
…というのは置いといて、早速ハイレゾを体験してみた。
※素人目線のレビューですので予めご了承ください。
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ハイレゾってなに?
レビューの前に以前の記事でも簡単に説明しているが、ハイレゾ音源とはそもそもなんなのかを振り返ってみよう。
ハイレゾリューション=高解像度の意味で、音の情報量がCDの約6.5倍。アーティストの息づかいやライブの空気感など、CDでは聴こえなかったディテールやニュアンスを感じ取れる、原音に近い音質。
引用:ハイレゾとは? | ハイレゾ・オーディオサイト | ソニー
CDは音を全部収録できていなかった。CDに入る情報量に抑えるために、記録していない音域があった。
ハイレゾ音源は、CDでは入りきらなかった音の情報「音の太さ、繊細さ、奥行き・圧力・表現力」を持っている。
CDはもともと人間に聴こえる範囲の周波数、20,000ヘルツまでしか入らないようにできている。
レコードがCDよりも音に深みを感じるのは、20,000ヘルツ以上の音も再生しているかららしい。
ハイレゾ対応イヤホンと呼ばれるイヤホンの音の周波数は4~40,000ヘルツ。
聴こえる人でも21,000ヘルツまでしか聴こえないのだが、それ以上の周波数も耳では聞き取れないが、脳には届いている…のではないかと言われている。
ハイレゾがいい音に聞こえるのは周波数よりもビット数。
CD音源の16ビットに対してハイレゾは24ビット。
ここに音質の差が出てくるらしい。
だが、24ビットの音は普通のイヤホンでも聴けるので「ハイレゾ対応イヤホン」というのは売り文句に過ぎず、まったく無意味…と言われている。
ハイレゾ対応イヤホンと普通のイヤホンを用意
さてそのまったく無意味な「ハイレゾ対応イヤホン」が、たくさんあってアレコレ迷った。
普段はコンビニで買えるイヤホンでも全然不満に思わないド素人だ。
結局、アマゾンのレビューを見て、コストパフォーマンスがよさそうなものを選んだ。
左からアマゾンで買った「ZERO AUDIO ハイレゾ音源対応 カナル型イヤホン DUOZA ZH-DWX10」
真ん中も実はイヤホン!(ウソです「S.H.フィギュアーツ ボディくん(Solid black Color Ver.)」
右がヤマダ電機で1,600円くらいで買った、メーカー名すら忘れてしまった音量調整とマイクがついたハンドフリーイヤホン。
「ZERO AUDIO ハイレゾ音源対応 カナル型イヤホン DUOZA ZH-DWX10」レビューを見ると
- 高音は優れている。
- 中音は一般的だがクセがなく心地いい感じ。
- 低音も一般的。力強さはあるが深い所までは出ていない。
- 低音から高音の繋がりが自然で音の一体化を重視した作り。
- 少し大きめの音で聴いたほうがキレイな音が出る。
- ケーブルが細めで断線対策はあまりされていない。
- イヤーピースを買えたら抜群にいい音が聴けた。
- コストパフォーマンスで選ぶならコレ。
- 耳の入れ具合がどうにも落ち着かない。
など比較的高評価。
音についての感想は後程するとして、僕がこのイヤホンを使った感想としては、上記⑨と同じくすぐに外れてしまいそうな着け心地が結構気になっている。
画像を見ていただくと分かる通り、ハンマー形状で耳から飛び出ている部分が長いのでなんとなくしっくりこない感じが否めない。
着け心地だけで言うと、圧倒的に「メーカー名すら忘れてしまった音量調整とマイクがついたハンドフリーイヤホン」のほうがいい。
イヤーピースを自分の耳に合わせて変えたりした方がいいのだろう。
ZERO AUDIO ハイレゾ音源対応 カナル型イヤホン DUOZA ZH-DWX10
ハイレゾ音源ダウンロード
さて、まずハイレゾ音源を聴くために楽曲をダウンロード。
今回、ハイレゾ音源の入手先として選んだのは、ソニー・ミュージックエンタテインメントグループのレーベルゲートが運営する「音楽ダウンロード・音楽配信サイト mora」。
Google Playストアからmoraのアプリをダウンロードした。
…
評価★2.6
ハイレゾ音源が欲しくなかったら、絶対にダウンロードしないであろうアプリだ(笑)
でもGoogle Playストアのアプリに低評価つけている人のコメントをよく読むと
「それってあなたが無知なだけでは?」
というコメントも多く見受けられることもあるので、あまり気にしないことにしよう。
moreをダウンロードしたらアプリを開いて簡単な登録を済ませる。
早速「ハイレゾ楽曲」のランキングを見てみよう。
うん。知らない曲ばっかりだ。
ちなみに1位の沼倉愛美の「叫べ」をお試しで聴いてみたが、1位だけあって嫌いじゃない感じだった。
買わないけどね(笑)
ハイレゾ音源楽曲の値段は1曲250~540円。
これが高いか安いかは個人でご判断ください。
僕が今回、購入しダウンロードしたのは、ONE OK ROCKの「Taking Off」とBon Joviの「Livin'On Player」。
Bon Joviは、ハイレゾシングルランキングの一番下にあったので、懐かしさから思わず購入してしまった。
アルバム持ってたなぁ。何度聴いたかわからないぐらい、毎日聴いてた時期があったなぁ。
ちなみに現在もBon Joviは、新曲も出したり精力的にツアーを行っている。
みんなカッコイイおっさんになってる。ジョンがイケメンおやじ過ぎだろw
ハイレゾ楽曲を聴き比べ
結論から言うと、普通のイヤホンとハイレゾ対応イヤホンで非ハイレゾ楽曲を聴いても音の広がりが全然違う。
この両者でハイレゾ楽曲を聴いた場合はさらにそれが顕著で、普通のイヤホンは耳からイイ音が入ってきてる感覚なのに対して、ハイレゾ対応イヤホンは、脳みそで直接音を聴いている感覚。
もっと高価なハイレゾ対応イヤホンなら、さらに脳みそを直撃してくるように聴こえるのかもしれない。
「今後ハイレゾ楽曲を買い続けるか?」と問われれば「う~ん…どっちでもいい…かな」という感じ。
しかし、「今後ハイレゾ対応イヤホンをまた買うか?」と問われれば「はい」と答える。
これからXperia XZに機種変更を考えている方で、ハイレゾに興味をお持ちの方はイヤホンとセットで考えたほうがいいだろう。
非ハイレゾ楽曲をハイレゾ相当の高音質に変える設定
僕のようにハイレゾ未対応機種からXperia XZに変える場合、それまでSDなどに保存してあった非ハイレゾ音楽も、ハイレゾ相当の高音質に変えることができる設定が、Xperia XZにはある。
これもXperia Z3からあった設定だが、その設定方法をシェアしよう。
たったこれだけで、非ハイレゾ対応楽曲がハイレゾ相当の音質に変化する。
敢えてハイレゾ楽曲に買いなおす必要はない。
もちろんハイレゾ対応イヤホンがあってことなので、イヤホンだけは用意しよう。