ユーチュバーという職業が「小学生が将来なりたい職業ランキング」入りするようになって随分経ちました。
僕の周りの子供を持つ方々に聞いてみると、未だに多くの方たちが失笑しています。
しかし!
そんな大人たちの心配をよそに、ついに学校に行かずユーチューバーという職業を選択をした小学生が出てきました!!
それが最近ネットを賑わせている、不登校の天才小学生ユーチューバー「少年革命家 ゆたぼん」です!
今回は、「少年革命家 ゆたぼん」の素性を調べてみましたのでシェアします。
「少年革命家 ゆたぼん」とは?
ゆたぼんプロフィール
本名 : 中村逞珂(なかむらゆたか)
生年月日 : 2009年12月11日 歳
出身地 : 大阪府
現住所 : 沖縄県
大阪出身だけあって、新喜劇のマネをしている動画もあります。
また「不登校」を売りにしてはいますが、どうやら完全な不登校という訳ではなく「行きたい時には行く」スタイルのようです。
イジメなどで深刻に不登校を悩んでいる親御さんからすると、「不登校」を商売道具として利用しているように映るでしょうね。
「少年革命家 ゆたぼん」の親ってどんな人?
不登校の子供を学校へ無理には行かせる事なく、ユーチューバーとして活動させ始めた親御さんってどんな方なのか気になりますね。
お父様はこんな方のようです。
ゆたぼんの父親プロフィール
中学生時代は「盗んだバイクで走り出す」少年。
中学卒業後、20回以上転職を繰り返しながら暴走族の副総長にまで上り詰めています。
しかし、その後は独学で高等学校卒業程度認定試験(旧大検)に合格するなどの努力を重ね、現在は心理カウンセラーとしてご活躍。
本も出版し、作家としても活動されています。
「少年革命家 ゆたぼん」に色々言ってる大人達
当然のことながら、各方面から色々と注目を集めていますのでまとめてみました。
ゆたぼんが学校に通わなくなったのは小学校3年生の時。宿題を拒否したところ、放課後や休み時間にさせられ不満を抱いた。担任の言うことを聞く同級生もロボットに見え「俺までロボットになってしまう」と、学校に通わないことを決意した。現在も「学校は行きたい時に行く」というスタイルを貫いている。
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「不登校は不幸じゃない」10歳のユーチューバー 沖縄から世界に発信「ハイサイまいど!」 - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
「俺が自由な世界をつくる」。自由を求めて学校に通わない選択をした中村逞珂(ゆたか)さん(10)=宜野湾市=が「少年革命 ...
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ゆたぼんがネット上で話題となるきっかけとなった琉球新報。
当たり障りのない取り上げ方…と言ってもいいでしょう。
今回の「10歳の不登校YouTuber」問題について言いたいことは、決して彼や両親に対しての批判や、攻撃ではありません。本人が「好きでやっている」と言っている以上は、彼の意思は尊重すべきですし、第三者がそれを否定したり、人格攻撃をすることはあってはならないことです。
また「親の操り人形にされている」という指摘もありますが、それに関しては現状で真偽が定かではなく、10歳の子どもである本人の心の傷になる可能性もあるので、ここでは言及しません。「自分の好きなように生きていけばいい」という意見には、私も同意します。
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「10歳の不登校YouTuber」を踏み台にしてポジショントークする大人たちについて | 文春オンライン
「不登校は不幸じゃない!」「学校に行きたくなければ行かなくていい」と発言した「10歳の不登校YouTuber」が先日、大 ...
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「文春オンライン」に掲載された「吉川ばんび」さんという美人女性ライターさんの記事。
真意はわかりませんが、炎上を逆手に取った炎上狙いの記事にも見えますが…
続いては、Twitterからもいくつかご紹介します。
まずは堀江貴文さん。
許すも何も、親は子供の行動を制限する権限など持ってないと思っている。親ができることは子供の経済的なニーズに応えることのみ。 https://t.co/lpKAbjxWPG
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2019年5月9日
堀江貴文さんは肯定派ですね。
「自分の子供がこれ(ゆたぼん)だったらどうするの?」
という質問に対し
「許すも何も、親は子供の行動を制限する権限など持ってないと思っている。親ができることは子供の経済的なニーズに応えることのみ。」とおっしゃっています。
以下は、ありふれた大人の方々のTwitterでの反応です。
神田松之丞氏がラジオでゆたぼんについて語っていたこと
「学校に行かないでも学べることはある。例えば茂木健一郎に会えたり、キンコン西野さんにも会えたって言ってるけど、もうちょっと人選ない?茂木さんや西野さんに会うことが学校以外の有意義な過ごし方って言うなら嫌々学校行った方がマシ」
— アンチッチ(アンチ人間) (@antichi) 2019年5月11日
茂木先生「げんき?」
ゆたぼん「ゆたぼんです!!!」会話できてなくてワロタ
学校行けば会話できるようなるよ#ゆたぼん pic.twitter.com/5MCoai9LoV— そーたろー (@sousou_zatsu) 2019年5月8日
少年革命家YouTuberゆたぼん君に言いたいこと。
言いたいことは色々あるけど、これだけは分かって欲しい。 pic.twitter.com/lU4oQUP5wk
— 🧠メンタルドクター👨⚕️Sidow@精神科YouTuber (@dr_sidow) 2019年5月8日
少年革命家ゆたぼんを裏で操っているのは全てインティライミ
少年革命家ゆたぽんはインティライミの傀儡(ロボット) pic.twitter.com/gQXIbGIifp
— サイコインティライミBOT (@saikointhiraimi) 2019年5月8日
やはり、不登校天才小学生ユーチューバーに対して否定的な意見が多いですね。
「少年革命家 ゆたぼん」の収入
続いては、気になるゆたぼんの収入についての考察です。
チャンネル登録者数5万人のユーチューバーの収益は約10万円と言われています。
ゆたぼんのチャンネル登録者数は2万人(2019年5月11日調べ)であることから、ユーチュブからの収入は5万円弱と思われます。
しかし、再生回数よりも重要と言われている動画再生時間が、1本あたり3分に満たないの動画多いことから、5万円以下かもしれないですね。
ただ、最近の動画を見るとマスコミの取材を頻繁に受けているようですので、ユーチューブ以外からの仕事依頼やスポンサードがあるかもしれませんし、現状なかったとしても今後大きなスポンサーがつく可能性もあります。
ゆたぼんの人気動画トップ3
ゆたぼんの人気の動画は下記の通りです(2019年5月11日調べ)。
- 【新聞載った!】ゴールデンウィーク終わっても学校行くな 861,748 回再生
(↑1時間半後873,619 回再生と1万以上再生数が増えていた) - 【ロボットになるな!】不登校の天才YouTuber「麦わらのゆたぼん」496,386 回再生
- 茂木健一郎先生とお話しした‼️ 283,758 回再生
ゆたぼんはYouTube利用規約違反では?
ネット上では、「ゆたぼんはユーチューブの利用規約に違反しているのでは?」という声もあります。
ユーチューブの利用規約12項では次のようになっています。
お客様は、お客様が20歳以上の成人であること、又は法的に効力のある親若しくは後見人の同意を有すること、並びに本サービス条件に定める条項、条件、義務、確約、表明及び保証を締結し、本サービス条件に従い、これを遵守する完全な資格及び能力を有することを確認します。いずれの場合も、本サービスは13歳未満の子供による利用を意図していません。あなたが13歳未満の場合、YouTubeウェブサイトを利用しないで下さい。あなたに、より適しているサイトが他にも沢山あります。あなたにそのサイトが適しているか、ご両親に相談してください。
本サービス条件は、お客様が本サービスの利用に関する条件を理解することができるように提供されています。お客様は、YouTubeがお客様が本サービス条件を確認するために合理的な機会を提供していること、及び、本サービス条件に同意していることを確認します。
親が同意している場合は、規約違反とはならないようなので、ゆたぼんは親のロボットになっているとも取れます。
ゆたぼんについての考察まとめ
いいか悪いかは別として、今年に入ってからの動画は特に大人に知恵を注入されたのか「不登校」「天才」などのキーワードをタイトルに入れるなどしており、トップユーチューバーもよくやっている炎上商法的な手法でチャンネル登録者数や再生回数をあげようと努力しているように見受けられます。
他人からの批判耐性がない人には向かないユーチュバーという職業において、批判されがちなキーワードを盛り込むのはある意味正解と言えるかもしれません。
しかし、「不登校」を売りにしているにもかかわらず「ケーキが食べたいから行く」とか、「プールがある4時間目だけ行く」と本気で不登校ではないご様子。
この辺りは、本当にお子さんの不登校で日々悩んでいらっしゃるご家庭からすると「ふざけるな!」と言いたくなるのも無理はないですよね。
案の定、ゆたぼんの動画のコメント欄は狙い通りの炎上中です。